天台宗の根本経典は天台三大部といわれるものです。その3つの書とは『法華文句』・『法華玄義』・『摩訶止観』のことであり、いずれも天台宗の開祖である智顗(天台大師)の講義を弟子の灌頂が筆録したものです。 ...続きを読む
『大日経』は正式には『大毘盧遮那成仏神変加持経』といい、『金剛頂経』と共に真言宗で最も大事な経典(所依の経典)です。これは、空海が久米寺で見て、中国留学を決意したという話が物語るように、空海の思想に及ぼした影響の大きさだけではなく、真言宗で特に重んじられる2つの曼荼羅のうちの胎蔵曼荼羅が説かれていることにもよります。 ...続きを読む
『勝鬘経』(しょうまんぎょう)の主人公は、在家の女性信者である勝鬘夫人です。彼女は波斯匿(はしのく)王の娘で、全ての衆生に悟りの可能性が備わっているとする「如来蔵」の思想を説きます。仏や菩薩でなく、在家の人間が仏道を説くというスタイルの経典は、この『勝鬘経』と『維摩経』が代表的なものです。 ...続きを読む
『金剛頂経』は、『大日経』と共に「両部の大経」と称される、真言宗で最も大事な経典です。ただ『大日経』と違って、『金剛頂経』の名称は、広義には1つの経典を指すのではなく、「金剛頂部」といわれる経典群を指すもので、その量は膨大なものとなります。 ...続きを読む
『華厳経』は正式には『大方広仏華厳経』といいます。「方広」とは「大きい」とか「広い」という意味で、つまり大乗という意味です。 『華厳経』には80巻のもの、60巻のもの、40巻のものと3種類あります。 ...続きを読む
『観無量寿経』の内容は、「王舎城の悲劇」という物語から始まります。「王舎城の悲劇」というのは、古代インドのマガダ国の首都「王舎城」において、阿闍世(あじゃせ)という名の王子が、王位を奪い取ろうとして、父である頻婆娑羅(びんばしゃら)王を牢獄に幽閉して餓え死にさせようとした事件です。 ...続きを読む
『観音経』では、観音菩薩を信仰するとどのような功徳があるのかが説かれています。観音菩薩を念じれば(念彼観音力)、観音菩薩の力によってどのような悪人や災いからも逃れることができると説かれます。そのような観音菩薩の力は十三力にまとめられています。 ...続きを読む
『阿弥陀経』は、『無量寿経』や『観無量寿経』と並び、「浄土三部経」といわれる浄土思想の代表的なお経です。 ...続きを読む
『法華経』の教えは日本文化のあらゆる面に浸透しています。 ...続きを読む