墓石の劣化・劣化に強い石|お墓のご相談はアイエムに

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墓石の劣化

墓石に適した御影石は、様々な鉱物がパズルのように構成されており、鉱物と鉱物との間には、わずかな隙間が生じています。この隙間に水が浸透し、劣化の原因になります。

1.光沢がなくなり変色する

酸性雨などの影響によって石の表面が傷み、苔や汚れが付着してしまい、光沢がなくなり変色します。


美しい桃色が変色し、
黄色みを帯びている。

2.ヒビ割れ

基本的には自然風化によるものです。中でも水分凍結によって、繰り返し表面が壊されることによりひび割れが生じます。また、夏の暑いときの雷雨などのように、極端な温度差によるヒビ割れもあります。(熱くなった石が急に水で冷やされるため) 
※まれな例として、検品時に隠れたヒビ割れに気付かず、ご提供後に大きくなったという事例もあります。

3.錆(さび)

岩石中に含まれる「鉄気」(てっき・・・鉄の小さな塊)が雨などにより酸化し「さび」となって表面に現れます。

※錆石(さびいし)として珍重されることもあります。硬度、吸水率の点では劣りますが、色調が好まれます。鞍馬石(くらまいし)や蛭川(ひるかわ)、北木のほか、稲田石にも錆石があります。

劣化に強い石・・・・石の吸水率

墓石用石材は、国内産が約50銘柄、外国産を加えると300種類に及ぶと言われています。この中で、劣化に強い石は、結論から言いますと「石の目が細かく、吸水率が低い、風土に合った石材」です。

1.石の目が細かい石

御影石の目は様々な鉱物が組み合わさったパズルのようになっています。当然わずかな隙間があり、この隙間に浸透した水分の凍結が劣化を招きます。石の目が細かければ被害を最小限に留めることができます。

2.吸水率が低い石

石材が水を吸う「吸水率」が低い石材ほど劣化が少なくてすみます。水分による被害には、「亀裂」や「くされ」、また研磨面の光沢の低下などがあります。

3.風土に合っている石

日本は一年を通じて寒暖の差が大きく、夏は湿度が非常に高くなります。石選びには風土、つまり気温と湿度がとても重要です。日本の風土、またその地域に適した石を選ぶとよいでしょう。

これらを満たし、なにより気に入った石であること。
そして、専門の石材業者に尋ねることが大切です。

石材に関するJIS規格

種類 見かけ比重 吸水率(%) 圧縮強度(kg/c㎡)
硬石 約2.7~2.5 5未満 500以上
準硬石 約2.5~2.0 5以上15未満 100以上500未満
軟石 約2.0未満 15以上 100未満
見掛け比重 純水を1としたときの比重
吸水率 試験体を24時間乾燥させ重量を計り、その後48時間水につけ重量を計測。
吸水率(%)= (吸水後の重量-乾燥時の重量)/乾燥時の重量 × 100